だいたい3ヶ月〜半年おきくらいで新しい技術スタックが積まれて人生が潰れていくけど、平静でありたい

Mar 12, 2017 ( Mar 12, 2017 更新 )

年取って感覚が麻痺してきた話

たまに、「(時間たりてますか?)大丈夫ですか?」って聞かれる。 いつも「大丈夫です」と答えている。

自分では大丈夫だと思ってるんだけど、単純な残業と勉強時間ふくめると週70時間くらいは活動している気がする。 おそらく世の中の多くの人の大丈夫ラインはここではなくて、単純に自分の感覚が麻痺しているだけなんだと思う。

自分の仕事と仕事以外での勉強内容を振り返ってみると、だいたい3ヶ月〜半年おきくらいで新しい技術スタックが積まれている。 だから、沢山時間を使うことに慣れて感覚が麻痺したのだと思う。

会社入ったばっかりのときは、

  • 新しいことをしなければいけない
  • 難易度が高そう

という場面があったときに、精神的に辛すぎて気が狂うんじゃないかという気持ちでいたけど、最近は気が狂うんじゃないか度は低くなっている気がしている。(辛いは辛い)

それは多分、難しいことに挑戦するときの学習パターンがわかったからだと思う。

新しいこと・難しいことをやらなければいけなくなったときにすること

数年前の自分と違う行動を書き出してみた。

沢山時間を使う(覚悟をする)

今から自分は沢山の時間を使うのだと覚悟する。 やりたいことは無限にあるけど、これに専念しなければいけないのだ、と諦める。 何かを諦めることを決めていると思う。

私は、具体的には、人生を諦めています。


まわりのスキルがある人は、例外なく1日最低10時間は活動している。

「活動」と表現したのは、仕事以外で勉強をしている時間も含めている。 人によってはこれは残業とも表現できると思う。そして、これを残業とは決して認めない人も一定数いる。だから面倒なので「活動」と表記した。

こういう人と一緒に働きたかったら、自分も同じスタイルにするか、諦めるか、早い段階で決めてしまったほうが悩まなくてすむと思う。

本・ドキュメントを読む時間をつくる

手を動かしながらやっていくのも大事なんだけど、最初の10時間くらいは書籍や公式ドキュメントで基本的なところをインプットする作業をとるのが効率がいいと思う。 公式ドキュメントは英語しかないものが殆どで、ハードルが高いので書籍から公式ドキュメントという流れもいいと思う。

決して個人のブログ記事なんかを自分のなかの1次ソースにしてはいけない。 これは、こういった記事を参考にしてはいけないということではない。 記事を読むと同時に公式ドキュメントやリファレンスの説明も参照すべきだと思う。 記事の著者によっては、自分の調べた内容のソースを内容に含めてくれていたりするので、そちらも自分で読んで理解する。

理解したことは、可能であれば自分の言葉でメモしておく。

以前の自分は、中途半端に「作りたいものを作るコード」を書きながら勉強していた。 しかし、新しく勉強する言語なりの基礎の部分がわかってないと無駄にドキュメントと自分のコードとの間を行ったり来たりするはめになる。 これは、今振り返ると時間の無駄だったと思える。

今は、新しいことを勉強するときは、「最初の10時間は勉強タイムだな、あーあ、人生〜」と覚悟を決めてひたすらインプットする時間をとることに決めている。 コードを書かないという意味ではない。「作りたいものを作るコード」ではなく「学習のためのコード」は書く。 こちらのほうが自分には合っていた。


こんなことをしていたら、当然沢山の時間を使う。 そのため、上の項に「沢山時間を使う(覚悟をする)」と書いた。

知識がある人に相談できる環境をつくる

聞ける人が近くにいたらすぐ聞く。

聞くという行動を取ることは、自分が無知であることを認めることだから、人によっては抵抗感があるかもしれない。

でも、「わからない」と自覚した時点ですでに自分が無知であるという状態は確定している。 さっさと人に聞いて無知という状態を「手がかりはある」くらいの状態に持っていったほうが時間の無駄にならなくてよい。

人に聞くということは、聞かれる側の時間を奪うことである。だから、申し訳なくて聞けないという人もいると思う。

でも、それは聞いてから考えるべきことで、「申し訳なくて聞かない」というのは人生の時間を無駄にしていると思う。 聞かれる側が迷惑だったら、何かしらの形でそれを伝えてくるはずなので、それからどうすべきか決めればいいと思う。

積んだもの一覧

おまけで具体的に何やってたか書き出してみた。

あんまり本腰いれてやってないやつは括弧で囲っている。 あとLinuxのしくみとか、プロトコルの仕様学習とか、細かいツールとか、趣味でちょっとだけ触ったやつ(Raspberry Piとか)は省いた。

今見たらデザインパターンとかUnit Test(自動テスト)とかも抜けてるけど雰囲気で書いているのでそのままにしておく…。

振り返るとやっぱり言語とWAFらへんはインプット量が多いので、結構時間使ったなという感触がある。

2013年

2013年は全体的に本腰が入ってなくてだめな感じだった。

  • (Excel)

  • Java6

    • (Seasar2)
  • (Oracle)

  • (Subversion)

2014年

このへんも、スキルがなかったので何も仕事がなくてやばかった。

  • Git
  • Docker(業務外)
  • (Ruby)

2015年

眺めるとチャラい感じがする。

  • Rails

  • Docker関連

    • CoreOS
    • systemd
    • etcd
    • fleet
  • GCP

  • (Redis)

  • (PostgreSQL)

  • Node.js

  • (Rendr)

    • (Backbone.js)
  • Elasticsearch

  • fluentd

  • AWS

    • DynamoDB
    • SNS
    • SQS
    • Lambda
    • その他もろもろ

2016年

なんかずっとドキュメント読んでた気がする。

  • Erlang
  • Java8
  • Spring(Boot込)
    • JPA/Hibernate
  • React/Redux
    • redux-sagaとかいろいろ
  • MySQL
  • RabbitMQ
  • Redis

2017年

  • UML
  • Scala ←New!!

どうやったら平静になれるか

以下をやっていこうと思っている。

  • 人生を諦める
  • 体力をつける
  • メンタルコントロールをする

サラリーマンとは、大会で入賞を目指すスポーツ選手と似ているのでは?と最近思いますね。

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